「靴は自己評価」は身に覚えありまくる｜感想④『一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法』

年齢的なこともあって、「気をつけているつもりなのに、なんか最近の私、ダサいような気がする……」と頭を抱える今日この頃。

そんなファッション迷子の私、こちらの本が面白くて仕方ない。
（感想を書きすぎている説もありますが……一応核心には触れないようにしているつもり）

一年３セットの服で生きる　「制服化」という最高の方法 (幻冬舎単行本)

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「靴は自己評価」

靴って、どうしても汚れてしまうし、履けば履くほど形も崩れてしまうものですよね。

しかも、「完全にボロボロ」まで履き潰すのは難しいので、捨てる時に「まだ履こうと思えば履けるんだよな。高かったのにな」みたいな、ちょっとした罪悪感もある。

それなら、コスパの良い靴を定期的に買い替えるほうがいいや、と思って生きてきました。

自分に自信がない人はきれいな靴を履くと、「どうせ汚れるし……」「高価なものを買っても誰も見ないし……」と安価な靴を履き潰してしまいがちです。そして、いざいい靴を買ったとしても「汚れるともったいないから」となかなか履けなかったりします。そう、靴は「自己評価」の鏡なのです。
『一年3セットの服で生きる　「制服化」という最高の方法』　p.69

グサッ……私のことじゃないか。

そう、高い靴を買っても、「汚れたらもったいない」精神を発揮して大切にしまいこみ、気づいたら革がバリバリに乾燥したりしていて履けなくなるという……。

ああ、私、（他の記事でも書きまくっていますが）やっぱり自己評価低いんだな……。

「バッグは自己紹介」

街でおしゃれだなという人をよく観察していると、「服はシンプルで、きれいな色のバッグをポイントにしたコーディネート」の方がとても多いです。
『一年3セットの服で生きる　「制服化」という最高の方法』　p.75

これもすごくわかる……。

私は、不安が強いので、荷物がつい多くなってしまい、そのために軽量なエコバッグ的なものばかり持ってしまいます。

革のバッグも好きなのですが、それ自体が重いので、つい敬遠してしまうんですよね。

また、両手をあけておきたい願望が強いので、”肩にかけられるもの限定”というのもあり。

となると、かっちり系のバッグは諦めて、おしゃれなエコバッグをつきつめる方向で探してみたらいいのかもしれない。

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アクセサリーはその人を雄弁に語る

アクセサリーは服と違い、つけなくてもコーデが成立するので、つけるとしたら「その人が好きなもの」をつけるわけで。

アクセサリーは身体全体から見たら小さな面積なのですが、その人を何よりも雄弁に語っているのです。
『一年3セットの服で生きる　「制服化」という最高の方法』　p.78

なるほど。

私自身のことを考えてみても、シンプルな一粒ジュエリーとかよりも、「ちょっと尖ったデザイン」を選びがち。 

アクセサリーを通して、無意識のうちに自己表現しようとしていたかもしれません。
”無意識”って、どこかに出るんだなぁ。

内面に似合う服がある！好きな服を着ようと決意した！｜感想『一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法」』 で考えたことに通づるものがありそう。

ピアスやイヤリングは「顔」の一部

アクセサリー（特に顔まわりにつけるピアスやイヤリングなど）は、もはや「顔」だと思っています。目がかわいい、肌がきれい、耳の形が好ましいなどと全く同義で「アクセサリーかわいい」と思えるのです。
『一年3セットの服で生きる　「制服化」という最高の方法』　p.79

これまでに使えた「肌がきれい」という項目、年齢を重ねて使えなくなってきたので、それの代わりに目立つピアスなどをつけるのはすごくいいなと思いました。

私はピアスがとても好きなのですが、垂れ下がる系のデザインだとマスクのつけ外しが面倒になるので、ここ数年は「ピアス、今日はいっか」となりがちだったのを反省しています。

あと、出かける準備に時間がかかってアクセサリーまで手がまわらないことがよくある。。。
これも、直前に合わせるから「あれ？思っていたほどしっくりこない……うーん、今日はいいや」となるんですよね。

事前に「このコーデのときはこのピアス」と決めておくとスムーズなので、すべて制服化とまでいかなくても、まずはワンコーデから考えてみたいと思います。

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おわりに

・靴は自己評価
・バッグは自己表現
・アクセサリーはアイデンティティ
・ピアスやイヤリングは顔の一部

このあたりのことを意識して、アイテムを選んでいきたいと思いました。

というか、実は、さっそく靴を買いました！
昨冬、ネットで「これいいなー」と思っていたものの、通販ではサイズがなく。

手入れも大変そうだし、革だから雨には履けないし、と買わない理由を集め続けていました。

でも、たまたま店舗に行けたので、エイヤっと試着して、（靴1足に1万円以上かけたことがない私にしてはお高いけど）買いました。
大切に履いていきたい。

靴の次は、バッグについて、改めて考えてみようと思います。