なかなか本を読む時間がとれないときに限って、「インプット/アウトプット欲」って高まりませんか?
ということで、作業の合間などにちょこちょこ読んでみました。
読書は「アウトプット」が99%―――その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方
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どんな本?
著者の最も言いたいことはタイトルに集約されていて、「アウトプットしてこそ身になる」というのがメインの主張。
本の情報をインプットするだけでは知識のままですが、アウトプットしたときに知恵となり、生きていくうえで役立つ方法論となります。
(著者ほどではないにせよ)私自身もけっこう本を読んできたつもりですが、読んだだけだと本当にさっぱり忘れてしまうんですよね(年齢重ねるとなおさら)。
ブログ記事にしておくと、やはりよく覚えています。
仮に忘れても振り返られるのも良いですし。
とはいえ、「いや、そもそも本読む時間ないんだよ」などなど、人それぞれ事情はあると思うので、そういうお悩みに対して「私はこのように工夫しています」的に著者の読書術やおすすめ本を紹介している本です。
ひとことでいうならビジネスマンのための読書術といった感じでしょうか。
学んだこと
一つでもいいから実践する
アウトプットの基本は「人に話す」「書く」「行動する(実践する)」の3つ。
私自身は読書ブログを運営していますし、読書メモもとるので、「書く」はわりとできているかなと思いますが、いかんせん「本に書かれていたことを実践する」が弱いなと日々感じています。
だからこそ、「こんなに本読んでるのに、いまいちすっきりしないんだよな」みたいなことも多かったのだろうな、と。
本に限らず、著者は起業する人々のコンサルティングもしていますが、成功するかどうかは「アウトプットするか、しないかの差」といいます。
ということで、本書で紹介されていたことをさっそく実践してみることに。
実践しようと思ったこと3つ
① やさしい本でまずは全体像をつかむ
個人的に「タイムリーで使える!」と思ったのがこれ。
暗記科目が得意でなかった私はかつて、歴史の得意な友人に「どうしたら、年号や歴史上の出来事を覚えられるのか?」とたずねたことがあります。
すると、「まずはマンガで読んで覚える」と言うのです。
ちょうど歴史系の検定を受けようと思っているのですが、学生時代は歴史に興味がゼロだったため、手も足も出ない、みたいな状況でして。
公式テキストの内容は右から左だし、過去問やってみたら笑えるほど歯が立たず。
「これは、、、どうしたもんかな、、、」と思っていたところでしたので、「なるほど、マンガを使えばいいのか!」となりました。
この手法は歴史に限らず、ビジネスや科学などでも使えますね。難しそうな分野こそ効きそう。
最近は「マンガで名著」みたいなシリーズもありますし(こういうの↓)。
② 書評サイトをのぞいてみる
本書では、本を選ぶときなどに参考になるいくつかの書評サイトをおすすめされていました。
実際にチラッと目を通して&ピックアップしてみました。
・ビジネス書を愛するファンのためのビジネス選書WEB(→本書の著者、藤井氏のサイト)
読書感想のブログを運営しておきながら、あまりちゃんと知らなかったのですが……。
世の中にはプロ書評家たちによるすごい書評サイトがあるのですね(いや、知ってはいるつもりでしたが、、、ここまで情報量がすごいものだとは思わなかったというか、なんというか)。
ネット上で読めるのだから、もはや本を持ち歩く必要すらないかも?
外出時に本を忘れて手持無沙汰なときにも、よさそう。
③ 読もうと思った本
著者のおすすめ本のなかから、読もうと思ったのがこちら。
『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
というのも、「この本読もう」と思ったの、もう三回目くらいなんですよね(汗)
いろんなところでおすすめされているということなので、良書なのだろうと思います。
キーワードは「自己欺瞞」で、人間関係の改善にも役立つそうです。
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おわりに
様々なコンテンツがあふれかえる今日、「あれもこれもインプットしたい!」となりがち。
ですが、深くインプットしようとするほど、実はアウトプットが一番効果的なんですよね(私自身もそれは身をもって感じています)。
ただし、アウトプットに気合が入りすぎると、「隅から隅まで網羅したい」気持ちになり(完璧主義)……そうするとどうしても時間や労力がかかるので、インプットが伸ばし伸ばしになってしまうという悪循環にも気を付けたいです。
似たタイトルの本
アウトプットしようぜ系の本はよく出版されているので、いろいろあると思いますが、過去の記事を置いておきます(読み返したら今の私とあんまり変わっていない……汗)。
experience.shishimoto-yuima.work