ししもとの読書ノート2.0

自分らしく生きるために知識をつける

一歩踏み出せないときは:「ダメだったらやり直せばいい」と思う

ずっと、読書ブログを書こうかな、と思っていたものの、いかんせんなかなか行動できずにいました。

読まれるかもわからないし、万が一炎上したら怖いし、著作権とかもよくわからないし……。

そんな一歩踏み出せない心境のときは、「やる気が出る系」の本を読むことにしています。
本記事で紹介するのは、「よしブログやるぞ」という気にさせてくれたこちらの本。

高嶋美里著『「今すぐ」やれば幸運体質!』(同文館出版)
 

「今すぐ」やれば幸運体質! -すべてが一気に好転しはじめる「たったひとつの習慣」- (DO BOOKS)

「今すぐ」やれば幸運体質! -すべてが一気に好転しはじめる「たったひとつの習慣」- (DO BOOKS)

  • 作者: 高嶋美里
  • 出版社/メーカー: 同文館出版
  • 発売日: 2012/03/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 1人 クリック: 16回
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どんな本?

キーポイントはこれ。

私がやってきたことは実にシンプルで、ただ単に一つひとつの行動を、「今すぐやる!」ということを繰り返してきただけに過ぎません。

引用元:高嶋美里『「今すぐ」やれば幸運体質!』(同文館出版・2012)P.3


「そりゃすぐやったほうがいいのはわかっているんだけど、、、どうにも腰が……」というのがダラダラ族の思考。「なんかこわい」んですよね。

こうやってみたらどうか、ああしてみよう、などとおもいついたことをすぐに実行に移し、ダメだったことはすぐに改善していった。

引用元:高嶋美里『「今すぐ」やれば幸運体質!』(同文館出版・2012)P.20


この一文を読書ノートにメモしてようやく、「そうか、ダメなら改善すればいいのか」と当たり前のことに気づきました。

行動に移す前から「○○だったらどうしよう」「あれも配慮しなくちゃ」「もっとちゃんとしなくちゃ」が渦巻いていて、

「諸々条件が整ったら、やろう」
  ↓
……何もやらない。

これではいつまで経っても何も生み出さないことを実感しているので「やってダメなら改善していこう」と意識しようと思うのでした。

「まずやってみる」の第一弾がこのブログの開設です。

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失敗しても何も残らないわけではない、経験は蓄積される

なぜなかなか一歩踏み出しにくいかというと、マイナス面にフォーカスしてしまうからですよね。

うまくいかなかったらお金がもったいないとか、時間がもったいないとか。

でも、仮に失敗しても、失うものだけではないのです。

さまざまなことを経験して、索引にたくさんの事例があったほうが、より正しい判断が下せる、ということになります。

引用元:高嶋美里『「今すぐ」やれば幸運体質!』(同文館出版・2012)P.44


最適な判断をするためには、様々な経験をためておくことも大事。

ということはつまり、常に新しい体験をしていくとよい、というわけです。

自分自身を振り返ってみても、若い頃よりも今の方が圧倒的に生きやすく、それはいろんな経験をしたり、知恵をつけたからなのだろうと思います。

失敗したとしても、自分のなかに知見は蓄積されていくのだから、全く無駄ではないんですよね。 

人と違うことをやるのが怖いとき

失敗以外にも「はみ出すこと」が怖い、ということもありますよね。

「同調」の圧力が強い日本では、「人と違っていること」はそれだけで攻撃対象になってしまうことがあります。

なぜ「はみ出すこと」に抵抗を持ってしまうのか、本書から気づきがありましたので、次の記事にまとめます。

>>>子供の頃に知っておきたかったこと「学校は会社に雇われて生活するのに適した常識を身につけるところ」 

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おわりに

何かしらの成果を出している人や、人生を楽しんでいる人って、行動力が高い傾向があると感じます。

一生に関わるようなことであれば熟考も必要かもしれませんが、日常のちょっとしたことはサクサク行動したいと改めて思います。

読んでいると、著者の「スピード感」が伝わってくる本でした。
いつも迷いがあって行動できないタイプの方にはおすすめです。