西村佳哲氏の『自分の仕事をつくる』を参考に、「自分が納得できる働き方をするにはどうしたらいいか」を考えていきます。
(前半の記事は>>>一流の仕事に感動するのは「あなたは大切な存在だ」というメッセージを感じるから |感想『自分の仕事をつくる』 )
いいモノを作っている人の働き方とは?
① その人でないとできないやり方をしている
いいモノを作っている人は、普通のやり方とは異なる仕事の進め方・働き方を採用している。
「その人でないとできないやり方をしている」というわけなんですね。
そのやり方を他人が真似したからといって、機能するとは限らない。
独特のクセとか弱点とかも含まれているのだけれど、それすらも取り柄となって働き、結果に結びついている、ということ。
一見、特別ながある人でないと無理なような気がするかもしれませんが、「その人にしかできないやりかた」を言い換えると、「自分の特徴を発揮する」ということになるのかな、と思います。
たとえば私の場合ですと、「細かさ」とか「丁寧」が一つの特徴なので、まずはそれらを生かせる仕事を選ぶということ(「細かい・丁寧」という性質は、環境によっては「仕事が遅い」という弱点にもなり得ますので、速さが求められる仕事は避ける)がポイントになってくるかと思います。
自分の特徴を良い方向に発揮できるものを選んだ上で、その性質を存分に使って仕事を仕上げていく、ということなのかな、と。
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② 仕事を「自分事」としている
もう一つ、いいモノを作る人々に共通することは
仕事を「他人事」とせず、「自分事」としていること。
言い換えると「させられ感」がないということなのかな、と思いました。
私など、会社員をしていた頃は「させられ感」の塊でした。
つまらないし面倒で苦痛だけど、仕事だからやるしかない、という気持ちです。
そのような気持ちで仕事をしている人は結構多いのかもしれません。
「仕事だからやるしかない」が必ずしも悪いわけではないと思いますが、「させられ感」でする仕事よりも「自分がしたいからする」仕事の方が、成果としてははるかに出やすいのだろうと思います。
組織に所属していると特に、やりたくない仕事もせざるを得ないですから、「させられ感」をゼロにするのは難しいですが、それを「自分事」とするために、なにかしらの工夫が必要なのでしょう。
仕事を「自分事」とするために、「あなたは大切な存在だ」というメッセージを込めることを心がけてみた
前半の記事で、一流の仕事に感動するのは「あなたは大切な存在だ」というメッセージを感じるから と書きました。
この考え方を知ってから、仕事もですが、仕事以外の、日常生活の場面でも、「あなたには価値がある」というメッセージを込めるよう、心がけています。
たとえば、仕事であれば「どのように仕上げたら、依頼してくれた人が喜んでくれるだろうか、ラクになるだろうか」と考えてやってみる。
日常の場面であれば、スーパーやドラッグストアで会計をしてくれた店員さんに「忙しいなかありがとう」という気持ちでお礼を言ったり、会釈するとか。
フリマアプリで購入してくれた人に品物を送るときも、相手は顔も知らない人ですけれど、「どうしたら、「あなたは大切な存在だ」と伝えられるかな(より喜んでもらえるかな)」と考えるようにしています。
まあ、相手を尊重する、という感じに収束するのですけれども。
「あなたは大切な存在だ」を言動に込めることを心がけると、何より自分自身が気分がいいんですよ。
全てではないですけど、けっこう相手にも伝わっていることを実感します。
なぜかというと、「あなたは大切な存在だ」を込めることを心がけるようになってから、「私自身も相手からも大切に扱ってもらった」と実感することが増えたからです。
金子みすゞの詩、「こだまでしょうか」状態です。
(※)ただし、こちらの善意をとことん利用してやろうと搾取してくる人もいますので、そういう人には情けは不要で、きっちり線引きをする必要があります。
まとめ
いい仕事をしている人の特徴は
① その人にしかできないやり方をしている(特徴をよい方向に生かしている)
➁ 依頼された仕事も他人事とせず、「自分ごと」としている
でした。
仕事を「自分ごと」とするために、依頼相手(や上司)に「あなたは大切な存在である」「あなたを尊重している」というメッセージを何らかの形で込める、というのも有効かもしれません。
でも、そのメッセージの受け手のことをが嫌いだったら、そんな気持ちにもなれませんので、仕事相手・同僚を選ぶことも大事なのでしょうね。
そのあたりは、組織に所属していると選べませんから、なかなか難しいところです。
時間をかけてでもいいから、「自分自身が納得できる仕事・働き方」にたどり着きたいものです。
参考文献
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