ししもとの読書ノート2.0

自分らしく生きるために知識をつける

”先延ばし”は人から自己肯定感を失わせる|感想『Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!』

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!を読んでみました。

 

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どんな本?

マイクロソフトに勤め、人からはうらやましがられるような環境にありつつも、心が晴れなかったという著者。

「人生の目的」を見つければ、人生を100%楽しむことができると痛感し、「人生の目的」を見つけるための方法を解説した本です。

 結局のところ、「人生の目的」とは、

 君が人から「やめろ」って言われてもやめられないほど、好きで好きでたまらないもの

であり、

 君という人間が、「本当は何を至高の喜びだと感じるか?」を明確に言語化したもの

である。

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい! P.16

 

 

ではなぜ、「ほんとうにやりたいこと」にたどり着けないひとが多いのか、を詳しく説明しています。

翻訳ならでは?翻訳に独特?の、ちょっとまどろっこしい感じがあるので、文体が合う合わないはあるかもしれませんが、天職探しに立ち止まっている人は読んでみてもいいかもしれません。

「どうやって見つけるか」などの詳細はとても記事にしきれないので本書をご覧いただくとして、新たに「はっ!」となった部分があったので、本記事ではそのあたりのことをメインに書いていきたいと思います。

学んだこと

先延ばし癖は人から自己肯定感を失わせる

多くの人は、自分に向けられた「罪悪感」を抱えていると著者はいいます。

本書で取り上げる罪悪感とは、「自分との約束を破りっぱなしにしておいて、そのことが絶えず気になってしまう」ことから生じる類の感情だ。
 つまり、「先延ばしにして、やり残しているもの」こそが、人の心を苦しくさせている。人の心から常に心の余裕を奪っている。

・「やり残し」こそが、人から自己肯定感を失わせている大きな原因の一つになっている

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい! P.128

 

な、ななな、なんか思い当たるふしがあるぞ。

たとえば、(今まさにそうなのですが)確定申告のために諸々を作業せねばならないのに、そっちを放置してこうしてブログを書いているわけで……(まあまだ期間があるといえばあるのですが、いずれ必ずやるのだからさっさと終わらせたほうがいいのにね)。

先延ばしにしてはいるものの、頭の片隅には常にあるんですよね。
さらに「あーあ、あれやらなきゃなのに、またやってない」と謎の自分責め。
これが罪悪感の源というわけです。

罪悪感を覚えるのは、理想(理想の自己像)と現実(ありのままの自分)との間に乖離がある証。

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい! P.133

 

まさにまさにまさに。

こういった罪悪感を持っていると、それに思考が一部持っていかれてしまって、「本当にやりたいこと」とか「人生の目的」といったことをかなえるための余力がなくなってしまいます。

・「やり残した」あれやこれやのことがふいに気になっては、必死にその思いをかき消すということを一日中繰り返している。

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい! P.137


それ。ずっとそういう生き方をしてきましたわ……。

逆に、「やり残し」を片付けられれば、心に余裕が出てくるわけです。

そこで著者は、自身の行動を分析してみたところ、次のことに気づきます。

・最優先すべきことに手をつける代わりに、3番目か4番目か5番目か……にしか重要じゃないことに先に手をつけてしまってばかりいる結果、一番大切なことを先延ばしにしてしまっているだけ

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい! P.135


ぎゃー。図星すぎて痛い。
あの、微妙に優先順位低めのものからやってしまう現象、何なんでしょうね。一種の逃避なのかな。

で、著者はどう解決したかというと

・勇猛果敢に、一気に全部片づけたのだ。

Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい! P.137

な、なんと。

え、でも、実際そんなことできる? 時間ないよね?
と思って読み進めたところ、すべて終わらせるのにたった1週間しかかからなかったそう。

え?そんなもん?
1週間だったら、まあ、なんとか隙をみつけて取れなくはないかもしれない。

私などは、「負担にならないようチマチマやろう」と思って、結局いつまで経っても終わらず、そうこうしているうちに新たなタスクに追われ始めるタイプの人間ですので、耳が痛いですね、、、。

散らかっているとイライラしてくるのも「先延ばし」の結果だと思った

この記事を書いていて思ったのは、散らかっているという状態もまた「あとで仕舞おう」とか「洗面台の掃除……うーん、明日でいっか」などの先延ばしの結果生じていますよね。

汚れが目につくたびに「あー掃除しなきゃ」とちょっとテンションが下がるのを繰り返すという。

(気にならない人もいるのでしょうが)あまりに部屋が乱雑だと、「あーーあ、片付けも満足にできない私」みたいに、自己肯定感も下がってきます。

先延ばし、ほんとにいいことないな、と実感しました。

お掃除界隈の方が、「断捨離は一気に」とよくおっしゃる理由もわかりました。
ちまちまやっていたら永遠に片付かないですものね。

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おわりに

・「人生の目的」をみつけるためには、余力を残しておくことも重要
・そのために「先延ばし」「やり残し」をやめる(罪悪感が生じるから)
・やり残しは一気に片付ければ意外と短期間で終わるもの

本書の最後に、「すべての「やり残し」を1週間で解消する方法」についても詳しく解説されているので、やってみようと思われた方はぜひご参考になさってください。