ここ最近の世の中の雰囲気は『方丈記』に通じるものがあると感じます。
没頭できるものや、これは負けないというものが見つかったなら、それはやり方次第で才能に化ける可能性がある。
もっと稼ぐことを考えるのではなく、なるべく幸福度を高めるようなお金の使い方をしよう、という本。
「豊かな老後のために前もって準備しておくとよいこと」が6項目にわたって書かれた本です。
ひとことで言ってしまえば「著者のおすすめ本を紹介している本」なのですが、本に対する熱量がすごくて、圧倒されました。
成功する人としない人の差を明確にしつつ、今いる(冴えない)場所から脱出するための具体的方法が書かれています。
本来の脳の特性からすると、「放っておくと浪費する」。 自然とお金が増える癖をもつ脳になるにはどうしたらいいかを考える本です