ししもとの読書ノート2.0

自分らしく生きるために知識をつける

無理せず続くものをコツコツとやる|感想『億を稼ぐ積み上げ力』

以前からたまにブログなども拝見していたマナブさんの億を稼ぐ積み上げ力を読みました。


2020年の出版なので、ご本人のビジネスの状況は少し変わっているようです(この本を書かれたときはYoutubeに注力されていたようですが、現在はまた新規ブログを立ち上げられたようです)が、基本的なスタンスは変わらないと思われるので、学んでいきたいと思います。

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どんな本?

ブログ等で年収億越えの著者が「僕はこうして成功したよ」というスタンスの本。

本書の肝はこれに集約されるかと。

もし、あなたも成果を出したいと思っているなら、次のテンプレを使ってください。
朝起きたら、何があっても、
絶対に〇〇をする

人生を変えるには、これだけで充分です。

『億を稼ぐ積み上げ力』Kindle版位置No.27

 

著者はブログを1000日毎日更新したそうですが、なぜ継続できたかというと、上記のことをシンプルに続けたから。

とはいえ。
何かを続けられたとしても、まちがった方向に続けても成果は得られないですし、向いていないことをしても疲弊するだけ。

やはりコツみたいなものは必要ですよね。
ということで、続けることで成果を上げるための考え方や方法が書かれた本です。

全体的な感想

全体の印象としてはスパルタ方式で、いわゆる「鬼作業」とか「コミット」系の方。
バリバリのビジネスマンタイプの感じ。
効率化の鬼というか、目標に対して不要なものはどんどん切り捨てる、的な。
なんとなく、随所にホリエモンさんっぽさも感じました。

ただ、著者自身のご苦労の経験からでしょうか、「なんでもかんでも力づくでやれ」という感じでもなく、「試行錯誤しながらうまく最適化してきた」という印象でした(試行錯誤するときの推進力は半端ないけれど)。

学んだこと

無理せず続くものを

「行動しよう」と言うと必ず生じるのが「でも、何をやったらいいかわからない」という質問だそうで。

でも答えはシンプルで、「気になったものからどんどんやる」だけ。

とりあえずやってみましょう。「なんか違う」と思ったら次、それも違えばまた次…とあれこれチャレンジするうちに、「あれ、これなら続きそうだな」というものが見つかるはずです。その「無理せず続く」というものは、後々あなたの強みになります。こうやって、少しずつ「自分の強みの芽」を揃えていくのです。

『億を稼ぐ積み上げ力』位置No.1379 

私自身も結構陥りがちというか、変に頭で考えて足が止まるので、「何をやったら…」は長年迷ってきた自覚があります。

それでも、行動力がないなりに迷走しているうちに、ある程度の得意ポイントがやっとわかってきました。

逆に「あ、これ!やってみたい!絶対これ!」と思って、体験教室に行ったらそうでもなかったということもかなりありましたので、ほんとに「ある程度やってみないとわからないもんだな」と実感しています。

無理なく続くことって、いったん何らかの都合でやめたとしても、いつの間にか再開しているものなんですよね。

稼げる人と稼げない人の思考の違い

おもちゃ の お金 セット お金 あそび 銀行 お 店 屋 さん ごっこ お金 の 使い方 疑似 体験 ! (おもちゃの1万円札100枚)

 

収入の高い友人はみんな、相手の視点に立って考えることが得意なのです。

『億を稼ぐ積み上げ力』No.1394

たしかに、ビジネスで成功できるということは、需要の把握がうまいわけなので、これはそうだろうなと思います。

わかってはいても、相手よりも自分の「こうしたい」が出てしまってなかなか難しいのですけどもね。

その一方で、

稼げない人の共通点
・その①:他人の批判ばかりしている
・その②:自分は行動せずに分析ばかりする
・その③:謎の場所で迷い続けている
『億を稼ぐ積み上げ力』No.1425

 

一応補足すると、③の「謎の場所で迷い続ける」というのは、大勢に影響のないこだわりポイントのことで、ブログとかだとバナーの色とか、そういう細かいところにずっと悩むこと(一つの要素ではありますが、ずっと注力するものでもない)。

この”稼げない共通点三つ”は、ビジネスに限らず、人間関係などを含め人生がうまくいかない人のパターンでもありますよね。

かくいう私も、若いころはわりとこの素養がありましたので(汗)ちょっとギクッとなる。

他人の批判ばかりしているのも、自分自身こそが思い通りに動けないからなんですよね。そのストレスを他人に向けているだけなんですよね。
私の親なんかまさにそのタイプだったので、、、なんかもう、身に染みるなあ。
私も気を付けよう。

遊ぶときは集中して遊ぶ

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時間のある大学生向けの項で書かれているので、大人にはあまり参考にならないかもですが

僕は、遊びたくなったら、「よし、遊ぶぞ!」と決意し、一点集中で遊びます。それこそ週6で飲みにいき、朝まで遊ぶのです。これを一ヶ月も繰り返すと、急に「飽き」がきます。遊ぶことに飽きたら、気持ちよく労働に戻ることができます。
『億を稼ぐ積み上げ力』位置No.1609


「これといってストレスがあるわけでもないが、この生活にどうしようもなく飽きた」みたいな日もやっぱりたまにありますよね。

で、気分転換に出かけてみたりもするのですが「あーあ、いいのかな、こんなに遊んでて」みたいな気持ちになったりもします。

でも、気分転換が中途半端なままだと、余計にやる気が起こらないもの。
なので、そのあとの効率も踏まえて「しっかり遊ぶ」というのも大事かなと思いました。

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おわりに

著者のブログを拝見していて、「こんなにコツコツ続けられるのが常人じゃないよなあ」と思っていたのですが、その答えが本書の最後のほうに書かれていました。

忍耐力があるというよりは、「そもそも嫌なことはやっていない」だけです。
『億を稼ぐ積み上げ力』No.2027

 

「無理せずできること」がやはりポイントなんだな、と思い知らされたのでした。