『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』より本の読み方について
(全体感想は→負荷はかけずに「仕組み」を作れ |感想『怠け者の時間術』 - ししもとの読書ノート2.0)。
午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)

怠け者の時間術: ――自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方
- 作者: 午堂登紀雄
- 出版社/メーカー: パンダ・パブリッシング
- 発売日: 2018/01/28
- メディア: Kindle版
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本の読み方
時間を資産に変える、という観点から、本書では本の読み方についても言及されています。
どんな本でも、「何か自分に使えることがあるはず」「何か一つは実践しよう」という気持ちで読むので、必ず役立つ何かが見つかります。
ワンフレーズでも見つけられたら、元はとったと思えばいいでしょう。
午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)Kindle版 位置No.1276
私もこのスタンスで、基本的にはその本の「いいところ」を見つけたいと思っています。
著者も気づいたことやいい言葉をメモしているそうです。
また「自分ならどうするか」と常に考えながら読むとのこと。
私の場合は「自分ならどうするか」よりも「自分が向上するために、取り入れられることはないか」という面が強いかなぁ、と思います。
私はまだ受け身のようです。
「自分ならどうするか」の視点を強化していくと、オリジナリティが出せるようになるのかもしれませんね。
また、こんな考え方も。
共通点を探すことに意味がある
午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)Kindle版 位置No.1302
本をたくさん読んでいると、「おや、この考え方、前にもどこかで見たぞ」ということが多々あります。
いろいろな成功者が、皆同じことを述べているのだとすると、それが「真実」に近いと言えます。
午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)Kindle版 位置No.1307
成功にはいろんな要因が関わっていますので、「これをやれば絶対成功する」というようなものはないですが、「成功の確率があがること」はあると私も思います。
それは、成功者の共通項を抽出すればある程度わかる、というのも理にかなっていますね。
というわけで早速、本書と先日読んだ本の共通項を思い浮かべると、すぐに見つかりました。
本書では
正反対の主張の本を同時に読む
午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)Kindle版 位置No.1282
同じ内容のことが、メンタリストDaiGo氏の著書『後悔しない超選択術』にもありました。
本を読むのであれば、1冊だけでなく、その本とは反対の立場にある人の本、科学的根拠に基づいた本を読みましょう。体験談であれば特殊な方法で成功した人、失敗した人の両方から話を聞きましょう。
メンタリストDaiGo『後悔しない超選択術』西東社 p.121
(参考記事)
experience.shishimoto-yuima.work
私が本に求めていることは主に二つあって、
・共感(現在の自分を肯定)
・新しい考え方を知る
なのですが、「共感する」ことのウェイトが強めで、自分と似た立場や主張の本ばかり読む傾向があります。
悩んでいるときはそれにも十分に価値がありますよね。
悩む自分、それ自体をまずは肯定するところが第一歩だと思うので。
余裕が出てきたとき、自分を客観視できるくらい落ち着いたら、反対の立場や主張のものを読んでみると枠が広がりますよね。
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おわりに
本の読み方について
・自分ならどうするか、と考えながら読む
・いろんな本から共通項をさがす
・正反対の主張の本を同時に読む