ししもとの読書ノート2.0

自分らしく生きるために知識をつける

時間を資産に変える本の読み方 - 共通点を探しながら・正反対の主張の本を同時に読む|『怠け者の時間術』より

『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』より本の読み方について
(全体感想は→負荷はかけずに「仕組み」を作れ |感想『怠け者の時間術』 - ししもとの読書ノート2.0)。

午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)

怠け者の時間術: ――自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方

怠け者の時間術: ――自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方

 

 

広告- - - - - - - - - -

 

 

 

本の読み方

時間を資産に変える、という観点から、本書では本の読み方についても言及されています。

どんな本でも、「何か自分に使えることがあるはず」「何か一つは実践しよう」という気持ちで読むので、必ず役立つ何かが見つかります。
ワンフレーズでも見つけられたら、元はとったと思えばいいでしょう。

午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)Kindle版 位置No.1276


私もこのスタンスで、基本的にはその本の「いいところ」を見つけたいと思っています。

著者も気づいたことやいい言葉をメモしているそうです。
また「自分ならどうするか」と常に考えながら読むとのこと。

私の場合は「自分ならどうするか」よりも「自分が向上するために、取り入れられることはないか」という面が強いかなぁ、と思います。
私はまだ受け身のようです。

「自分ならどうするか」の視点を強化していくと、オリジナリティが出せるようになるのかもしれませんね。


また、こんな考え方も。

共通点を探すことに意味がある

午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)Kindle版 位置No.1302

 

本をたくさん読んでいると、「おや、この考え方、前にもどこかで見たぞ」ということが多々あります。

いろいろな成功者が、皆同じことを述べているのだとすると、それが「真実」に近いと言えます。

午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)Kindle版 位置No.1307


成功にはいろんな要因が関わっていますので、「これをやれば絶対成功する」というようなものはないですが、「成功の確率があがること」はあると私も思います。
それは、成功者の共通項を抽出すればある程度わかる、というのも理にかなっていますね。


というわけで早速、本書と先日読んだ本の共通項を思い浮かべると、すぐに見つかりました。
本書では

正反対の主張の本を同時に読む

午堂登紀雄『怠け者の時間術:ーー自分に負荷をかけない「仕組み」の作り方』パンダ・パブリッシング(2018)Kindle版 位置No.1282

 

同じ内容のことが、メンタリストDaiGo氏の著書『後悔しない超選択術』にもありました。

本を読むのであれば、1冊だけでなく、その本とは反対の立場にある人の本、科学的根拠に基づいた本を読みましょう。体験談であれば特殊な方法で成功した人、失敗した人の両方から話を聞きましょう。

メンタリストDaiGo『後悔しない超選択術』西東社 p.121

 

(参考記事)

experience.shishimoto-yuima.work

 

私が本に求めていることは主に二つあって、
・共感(現在の自分を肯定)
・新しい考え方を知る
なのですが、「共感する」ことのウェイトが強めで、自分と似た立場や主張の本ばかり読む傾向があります。

悩んでいるときはそれにも十分に価値がありますよね。
悩む自分、それ自体をまずは肯定するところが第一歩だと思うので。

余裕が出てきたとき、自分を客観視できるくらい落ち着いたら、反対の立場や主張のものを読んでみると枠が広がりますよね。

 

広告- - - - - - - - - -

 



おわりに

本の読み方について
・自分ならどうするか、と考えながら読む
・いろんな本から共通項をさがす
・正反対の主張の本を同時に読む